4年続きの大雨被害、現地調査

「地域が持つだろうか」、「旅館が再開できるだろうか」・・・不安の声! 

     =大雨被害の調査から= 

 8月・9月の大雨被害を受けた、仙北市、北秋田市、上小阿仁村、能代市、三種町へ、地元の議員の皆さんと一緒に、岩渕友参議院議員、高橋ちづ子元衆議院議員にも同行していただき、被災調査をおこないました。また、秋田県内陸縦貫鉄道の長峰社長、上小阿仁村小林村長と懇談し、復旧にむけての課題などを伺いました。(調査は、8月23・24日、9月14・15日に行いました) 

 仙北市桧木内で旅館と食堂を経営している女性は、旅館も食堂も床上浸水の被害を受けました。業務用冷蔵庫3台、フライヤー食洗機などを使っていた機材がすべて使えなくなりました。「忙しくて大変だったけど仕事は楽しい、再開できるだろうか」と不安な思いを語ってくれました。

 北秋田市合川で、田んぼが冠水し泥や砂利が入り込む被害を受けた農家は、昨年も被害を受け、復旧のためにかかった費用は「捨てたようなものだ」と肩を落としていました。 

 くり返される災害に河川改修の計画も浮上していますが「工事が終わるまで地域が持つだろうか」と不安の声も出されました。 

 本県の大雨被害は4年連続です。地域によっては、4年連続し1年で何回も被害を受けるなど、住民の暮らしと生業に深刻な影響が出ています。地域の存亡にもかかわる事態で、災害の復旧はもちろんですが、連続している被災から住民と地域を守るための対策が切実に求められていると実感しました。

 9月議会でも調査や住民の皆さんの声をしっかり県政に反映させられるよう頑張ります。 

加賀屋ちづ子ホームページ

日本共産党「加賀屋ちづ子」の公式ホームページです。活動報告などを掲載します。

0コメント

  • 1000 / 1000