ちづ子のかけある記 No.1

 7月31日、朝7時30分に金沢駅に集合し、バス2台で能登半島の羽咋(はくい)市にある被災者共同支援センターに向かいました。全国から寄せられた、生野菜、そうめん、お米、調味料、各種日用品、日焼け止めなどの化粧品、お菓子等々の救援物資を、それぞれのバスに積めるだけ積んで珠洲(すず)市に向かいました。
 珠洲市では、地域を訪問し片づけを手伝いながら救援物資を渡す班と、仮設住宅の入居者に救援物資を渡す班と、2班体制で活動しました。


支援がまだまだ届いていない!


 私は、仮設住宅のほうに参加し、被災した人に声をかけながら救援物資を渡しました。当日は天気が良く暑かったのですが、「いいんですか~」と遠慮していた人も、“全国から寄せられた救援物資ですから遠慮しないで、必要なものを持って行ってください”というと、「ありがたいです」「助かります」と言って選んでいました。救援物資の提供を聞き、近所の仮設住宅からも駆けつけてくれました。救援の活動が本当に不足していると実感しました。


“忘れないで!”


 被災した方からは「この先どうなるかわからない」と、生活再建の目途が立たない不安の声、被災者支援が届かず「取り残されている」といういら立ちと同時に「忘れないでね」という声も聴き胸がつぶされそうになります。一日だけの活動でしたが、この経験と教訓を“秋田の災害対策に生かさなければ”と思いを新たにしました。能登半島地震被災者救援は、もっと広げ続けていく必要があります。引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。


                   「新秋田」(2024年9月15日号)から

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